【遺伝子検査体験談】森山さん(28歳男性)
今回の体験者は28歳男性、森山さん(仮名)です。
以前の仕事をうつ病のため退職され、現在は社会復帰へのリハビリとして書店店員としてアルバイトをされています。
早速Myself2.0を利用して遺伝子検査を受けたきっかけやその後をお伺いしました。
どうして遺伝子検査を受けようと思ったんですか?
ニコニコ動画やYouTubeで紹介されていたものを見たことがきっかけです。
色々な方の動画を見て興味を持ったという口コミはよくいただきます。
僕にとってはそこそこの大金だったのですが、大好きなゲームにも興味を持てないくらい気持ちが沈んでいたので、今の自分にはゲームを買うより遺伝子検査をした方が有効だろうと思って購入しました。
ちなみにご自身で苦手だと感じていることはありますか?
対人関係です。主に会話をすることや自分の意見を言うことが苦手です。
自分の意見が言えないというのは悩む部分ですよね。
それにあがり症で吃音気味ということも相まって誤解されることも多かったんです。
そうだったんですね。結果はいかがでしたか?
診断結果で出る五角形のグラフの内容がほとんど今の自分と似ていたことに驚きました。また、遺伝子的には社会性が高く他人と接するのが得意だという結果にも驚きました。
遺伝子的には社会性が高いんですね。何か思い当たることなどありますか?
そう思うと、一時期引きこもりでニート状態だったときに人との交流が皆無だったのにも関わらず、最低限の会話ができていたと思うとそれが社会性の高さに繋がるのかなとは思いました。
実際それほど人とのコミュニケーションが苦手ではないということなんでしょうか?
恐らくそうなのかもしれません。コミュニケーションというよりかは周りの空気を読みすぎるというか、下手なことを言って致命的な失敗はなかったように思います。
何かそうなったきっかけなどがあったんですか?
いじめですかね。小中学校のときに仲間外れにされたり、悪口の標的にされたりしました。
それはつらい経験ですね。
理由もないのに殴られるといったことは日常茶飯事でした。そういうことから何か言えばいじめられるんじゃないかという意識が植え付けられて、不満があっても黙っているようになったんだと思います。
そうだったんですね。そういう経験があると人とのコミュニケーションが苦手になりますよね。
そうですね。でも社会性の高さは自分にとっては救いでした。今の自分のコミュ障は後天的で本来はもっとできるはずだと思うとすごく気持ちが軽くなりました。
では、コミュニケーションにおいて何か行動の変化や考えの変化などはありましたか?
相変わらず対人関係は苦手です。でも少しずつ同僚とは会話ができるようになりました。以前は会話することが全くなかったんです。
それは大きな一歩ですね!
あと今までは書類作成などの雑務しかできなかったのですが、社会性の高さが自信となって接客もできるようになりました。
すごく大きな変化ですね!接客業務でなにか気を付けていることなどありますか?
遺伝子的には頭の回転がやや鈍い傾向とあったので、その場で会話を理解したり察することをやめて、定型文の回答を用意したり同僚に聞くなどして仕事をするように意識しています。そうやって仕事を進めることで人並みにはできるようになったのではないかと思っています。
すごくいろいろ意識されているんですね。
心理テストや自己分析は何度もやったことはあるんですけど、どうしても信憑性に欠けて結果を受け入れることができなかったんです。
たしかに、私も心理テストなどの結果は信じられないタイプです。
でも遺伝子検査という物理的で不動なものだからこそ、ここまで自信が持てるようになったんだと思います。
ここまで気持ちの変化があるのはすごくうれしいことですね。これからも少しずつ自信をつけていってくださいね。
ありがとうございました。