夏太り対策をしよう!夏太りを防ぐ10のポイント

夏やせは、昔の話!?夏太りにご注意を!!

猛暑の夏はすぐに汗だく、体はグッタリ。
普通に暮らしているだけでやせそう……と思ったら大間違い!
最近は、夏に太る人が増えているようです。
暑い暑いと言っているうちに気付いたら太っていたということのないよう、
夏太り対策をして軽やかに夏を楽しみましょう!

夏に太る人が増加中!太る理由は……

日本の夏は高温多湿、昔は蒸し暑さで食欲がなくなってやせる人が多かったのですが、現在はエアコンの普及などによって生活が快適になり、夏太りする人が増えているといわれています。

株式会社ネオマーケティングが、2016年7月に全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施した「夏太りに関する調査」によると、「夏太りをしたことがある」と回答した人は全体で約4割、女性では半数近くにも及びました。     

にもかかわらず、「夏に太りやすい理由」に関しては「わからない」と回答した人は7割以上、ほとんどの人が気づいたら太っていたというパターン。夏はやせるというイメージがありますが、実はダイエットには要注意のシーズンなのです。

【実際に夏に太ってしまった経験はありますか?】(グラフ1)

夏に太った経験は全体41.6%、男性37.2%、女性46.0%が「ある」と回答。
女性は約半数が夏に太った経験があるということに!

【夏に太りやすい理由を知っていますか?】(グラフ2)

夏に太りやすい理由を知っている人は、全体でわずか24.6%。
性別では、女性が理由を知っている人が多いという結果に

実は冬よりも太りやすい?夏太りの要因とは

夏にも太る要素はありますが、何気ない日常の暮らしのなかに隠れてしまっているために、肥満につながる行動をしていることに気づかず、知らない間に太っていたということになるのかもしれません。夏太りを防ぐためには、なぜ夏に太るのか要因を知るところから始めましょう。

\なぜ夏に太るの?/夏は基礎代謝が低下

基礎代謝とは呼吸をする、心臓や脳を動かすなど、人間が生命活動を維持するために最低限必要なエネルギーのこと。じっとしていても眠っていても消費され、1日の消費エネルギーの約60%をも占めるので、基礎代謝が高ければ多くのエネルギーを消費し、基礎代謝が低ければ消費エネルギーも減って太りやすくなります。 暑いと基礎代謝が上がる気がしますが、夏は基礎代謝が下がりやすい季節といわれています。冬は体温を維持するため、血液を循環させて熱を発しているので代謝は高くなります。しかし気温が高い夏は熱産生を活発にする必要がないため、代謝は低くなります。ほかにも冷房による冷え、屋外と屋内の気温差による自律神経の乱れ、発汗、栄養の偏りなど、夏には代謝低下に拍車をかける要因がたくさんあります。

\なぜ夏に太るの?/汗をかいても、脂肪が減るわけではない

夏は汗をかくのでやせそうですが、残念ながら汗をかいてもやせません。汗で失われるのは水分で、脂肪が減るわけではないからです。また発汗によって失われるのは水分だけでなく、ビタミンやミネラルなども排出されてしまいます。ビタミンやミネラルは食事からとった栄養素をエネルギーに変換するはたらきがあるため、不足すると代謝機能が低下。糖質や脂質もスムーズに燃焼されず、余った分は脂肪として蓄えられてしまいます。

\なぜ夏に太るの?/夏の食事はけっこう太りやすい

夏はそうめんなどのめん類、アイスやジュースなど、どうしても冷たいものに手が伸びますね。ひんやりして口当たりがいいとどんどん食べられて、つい食べ過ぎに。逆に夏バテ防止に高エネルギーなスタミナ料理ばかり食べていれば、それもまた太る要因になります。夏に好まれる食事は、さっぱり系もスタミナ系も糖質や脂質が多く含まれています。基礎代謝が落ちているところに糖質や脂質をたくさんとれば、エネルギーオーバーで太って当然ということに。

【ほかの季節に比べて夏によくとっていると思う食べものは?(複数回答)】(グラフ3)

夏太り経験者はアイス、ビール、丼類などのように
糖質や脂質が多く、手軽にとれるものの摂取量が多いようです

調査対象:全国の20歳~69歳の男女(各500人、計1,000人)
調査実施日:2016年7月13日~14日
資料:株式会社ネオマーケティング「夏太りに関する調査」

\なぜ夏に太るの?/暑くて動きたくない!

真夏日や猛暑日の強い日差しが容赦なく降り注ぐ……あまりに暑いと動くのが億劫になり、外出や運動を控えがちになるのも夏太りの要因のひとつ。涼しい室内であまり動かずに過ごせば活動量は減少、消費エネルギーも減ってしまいます。

夏太りをチェック

該当する項目をチェックしましょう。当てはまる項目が多いほど、夏太りの可能性が高いといえます。

□ 夏はやせるものと思っている

□ さっぱりしためん類ばかり食べてしまう

□ 夏バテ防止には、やっぱりスタミナ料理

□ 夏はビールをたくさん飲む

□ アイスクリームなどの冷たいデザートは欠かせない

□ ジュースやスポーツドリンクなどをよく飲む

□ エアコンのきいた室内で過ごすことが多い

□ 夏休みは遊ぶ予定がいっぱい

夏太り対策をしよう!夏太りを防ぐ10のポイント

夏太りからそのまま食欲の秋を迎え、“肥満への道まっしぐら”にならないよう夏太りを防ぐポイントを知って、できることからとり入れていきましょう。

Point1 生活リズムをキープ

夏は蒸し暑い気候に加え、夏休みなどで生活リズムが乱れやすくなります。まとまった休みがあると夜遅くまで起きていたり、飲食したりして生活が夜型になりがち。夜は脂肪をため込みやすくなるので、夜ふかしや暴飲暴食を控え、生活リズムを整えるよう心がけましょう。

Point2 暑くても体を動かす

汗がベタつくのがいや、暑くて動く気がしない……普段から運動をしていても、夏は運動を控える人もいるかと思います。しかし涼しい室内でじっとしていては、エネルギーが消費されずに脂肪がつくばかり。運動習慣のある方は、夏も続けていくことが大切です。屋外での運動は日中を避けて、朝や夜の涼しい時間帯に行うなどの工夫を。運動習慣がない方は生活の中で階段を使う、家事などでこまめに体を動かす、買い物は徒歩で行くなどちょっとしたことでも、毎日積み重ねればまったく動かないのとは全然違います。

Point3 体を冷やさない!

体温が低いと基礎代謝を下げるため、太る要因となります。涼しいところにいると体は楽なように感じますが、冷やしすぎは夏太りだけでなく体調不良の原因にもなります。屋外と屋内の温度差が大きいと、自律神経の乱れを引き起こす要因になるといわれています。外出時や会社などでは、ストールや上着などを忘れずに。自宅でも冷房を強くしすぎない、入浴は湯船につかるようにする、睡眠時に冷房をつけっぱなしにしないなど、しっかり意識して冷房対策をしましょう。

Point4 さっぱりした物ばかり食べない

暑い日が続くとそうめん、冷や麦、冷やし中華などさっぱりした物を選びがちになります。さっと食べられて、あまり太るイメージもないかもしれませんが、味が淡泊だと思った以上に食べているもの。めん類など糖質のとり過ぎは糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が消費されるため、夏バテしやすくなってしまうということもあります。

Point5 ビールがやめられない、とまらない!

夏のビールは格別。のどごし爽やかで、ついついもう一杯♪ しかしビール1缶(350ml)で約140kcal、糖質も約10g含まれています。ビールの炭酸や苦味成分は胃壁を刺激して食欲を増進させるといわれ、しかもお酒を飲むと肝臓では脂質よりアルコールの分解が優先されるため、脂質がたまりやすくなるということに。ビールの飲酒量が増えたら、おかずやおつまみに気を配り、エネルギーや糖質の摂取量を調整することもお忘れなく。

Point6 夏野菜や果物を

夏は汗をかきやすく、体内の塩分も出ていってしまうため、味の濃い物や塩分が多い物が食べたくなります。ビールにあうのも、唐揚げやフライドポテトなど塩気のある揚げ物! 塩分のとりすぎが気になったら、夏の野菜や果物を。とくにきゅうり、かぼちゃ、すいかなどの瓜類にはカリウムがたくさん含まれ、体内の余分な塩分を排出するはたらきがあります。

Point7 太りにくい食事をバランスよく

体力が落ちて夏バテしないようスタミナ料理ばかりに偏ると、高脂肪とエネルギーオーバーに。また暑くて火を使う加熱調理はあまりしたくないとなると、簡単にできるそうめんやカレー、丼物などが多くなりがち。肉料理が食べたいときは、糖分をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1を多く含む豚肉がおすすめです。グリルや豚しゃぶサラダなど脂質を落とせる調理法にしたり、野菜と一緒に食べたりとヘルシーなレシピでいただくのが◎ 忙しいときは冷凍食品やカット野菜、缶詰などを活用すれば調理の手間もかかりません。大切なのは、規則正しく栄養バランスのとれた食事をとることです。

Point8 のどが渇いたときは、水やお茶

ジュースやスポーツドリンクは糖分が多く、エネルギーも高いので飲み過ぎに注意です! のどが渇いて冷たい物をゴクゴク飲みたいときは、水やお茶がおすすめ。夏は水分摂取量が多くなるので、普段の飲み物を水やお茶にするだけでも、摂取エネルギーを抑えられます。

Point9 暑いからこそ温かい物を飲む

冷たい物ばかり飲んでいると、胃腸が冷えてはたらきが弱ってしまいます。温かい飲み物はゆっくり吸収されるので胃腸への負担は軽くなり、体も冷やしません。汗をたくさんかいたり、運動をしたりしたときは素早く吸収できる体温に近い温度の飲み物、冷房のきいた室内にいるときは温かい飲み物というように、内臓に負担をかけないよう上手に水分を補給しましょう。

Point10 魅惑のひんやりスイーツは賢く選ぶ

アイスクリーム、パフェやゼリーなど口どけがよく冷たいスイーツは、すーっと食べられてつい手が伸びてしまいます。気をつけたいのは、冷たい物は甘味を感じにくいということ。あまり噛むこともなく、満腹感も得られないため、たくさん食べてしまいがち。スイーツを食べるときはアイスクリームや生クリームなど高脂肪のものは避け、エネルギーが低いシャーベットを。かき氷も食べ過ぎれば体が冷えて代謝が下がり、シロップやトッピングによっては高エネルギーに。デザートに果物をとる場合は、低糖質で食物繊維が豊富なキウイフルーツやリンゴを選びましょう。